豆ノ詠のセカンドシングル曲「便箋とフィンセント」7/6配信開始!
豆ノ詠(マメノヨミ)は2008年に中村舞子の名前でデビューし、2022年新たな方向性を見出して改名いたしました。
「便箋とフィンセント」はFunk に乗せて情熱的に、またはクールに彼の苦悩や誠実さを歌っています。
この曲のユニークで新しい着眼点とDoo-wopの影響のあるコーラスワークなど新しさと古さが混ざり合った楽曲です。
そして、この曲のジャケットは『やまなみ工房』所属の田村拓也さんの書き下ろしのゴッホの肖像画です。
新しい豆ノ詠の音楽をどうぞ感じて下さい。
絵 / 田村拓也(やまなみ工房)
Lyrics / 豆ノ詠, Compose & Arrangement / aononakanokuro, E.Guitar (Stratocaster) / 丸山史朗 (FLYING KIDS) E.Bass (Precision Bass) / 世古口智哉, Slide Guitar/ aononakanokuro, Chorus/豆ノ詠, All Sounds Programming&Treatments / aononakanokuro, All Track Recorded & Mixed by aononakanokuro (Soul Dressing Studio) , Produce by 青木多果 (tiny step records)
この曲はずっと書きたかったラブレターです。私がゴッホと出会ったのは、小学生の頃に読んだ圀府寺司さん監修の漫画でした。当時はかなり内向的で、こだわりが強いくせに人の顔色を伺う、傷つきやすい子どもだったと思います。行き場のない沸々としたものを抑え込むように、図書室で本を手に取っていた時。ずらっと並んだ伝記漫画の中にひとりの不器用すぎる画家の人生を見つけました。「なんてアンバランスな人なんだ!」と衝撃を受け、強く惹かれ、こんな生き方もあるのだと知りました。「一枚の絵の中でぼくは音楽のように、心をなぐさめるものを語りたい。そのためにぼくは、いつも色彩のかがやき、色彩のふるえを探し求めているのだ」たくさんの手紙を残した彼の言葉の中でも特に好きなものです。絵と音楽、形は違えどたどり着いた表現というコミュニケーションは私を救い続けています。(豆ノ詠)